2010年6月 小金屋食品株式会社、大阪産業大学 工学部 建築環境デザイン学科、NPO法人 環境デザイン・エキスパーツネットワーク 3者が協力し 竹の間伐材を利用した地元を代表する商品開発を行うプロジェクトチームを立ち上げました。

幾度もの試作や検討を試みて2011年5月より竹筒に納豆が入った「竹姫納豆」の販売を開始することが出来ました。

このたび、一人でも多くの皆さんに「竹姫納豆」とその取り組みを知って頂きたくホームページを設置致しました。
商品特徴や本プロジェクト経過を伝えるニュースレターバックナンバーの閲覧が可能です。是非ご覧下さい。


■竹姫納豆ホームページ
http://www.npo-eden.jp/takehime/


竹姫納豆は、大阪ミュージアムショップまたは小金屋食品で購入出来ます。

大阪ミュージアムショップ 「天然納豆菌セット なにわら納豆&竹姫納豆」
http://www.msosaka.jp/item/112/

小金屋食品株式会社
http://www.koganeya.biz/

竹姫納豆(新パッケージ)
竹姫納豆(新パッケージ) 
2011年12月より、順次パッケージが切り替わります。


「チクリンチックプロジェクト」の活動をパネルにまとめ、展示・発表を行いました。

発表したポスター
↑発表したポスター


「竹炭による水質浄化実験を通した郷土・環境教育プログラムのデザイン」
○コーディネーター:
  川口将武(大阪産業大学、NPO法人E.D.E.N.副理事長)
  神庭慎次、井上博晶、岡崎照、杉本和也(共に、NPO法人E.D.E.N.)
○企画・運営: NPO法人E.D.E.N.
○共催    : 深北緑地パートナーズ

――――――――――――――――――――――――――――――――
第5回 土木学会 景観・デザイン研究発表会
 とき:2009年12月11日シンポジウム
    2009年12月12-13日展示会
 場所:九州産業大学

詳しくは 土木学会 景観・デザイン委員会 のホームページをご覧ください。
――――――――――――――――――――――――――――――――


チクリンチック2009
今回は、「竹炭を使った水質浄化」をテーマとした4回のワークショップと
2回の出前ワークショップ(竹細工や竹炭石鹸づくり)を開催いたしました。
(※本活動は「トヨタ環境活動助成プログラム」に採択されております。2008年度より2ヵ年 )

地域住民の方々、大阪府内の里山で活動する団体のみなさまなど
多くの方々にご参加いただきました。

参加者のみなさまにもご協力を頂きながら
「チクリンチック2009」を無事終了することが出来、
スタッフ一同、大変喜んでおります。

参加者のみなさま、ご講演いただいた先生方、会場を提供いただいた深北緑地の皆さま、竹炭を提供いただいた「千里竹の会」、竹材確保に竹林をご提供いただいた専応寺さまに
この場を借りてお礼申し上げます。
ありがとうございます。


―――――――◇―――――――

私たち、環境デザイン・エキスパーツ・ネットワークは、

一人でも多くの方に、
手に届く身近なところから地域のことを知り
自分達でできることから何かの取り組みを始めていただけるよう

・気付きとなるキッカケづくりと、
・多くの人と協力して大きな「うねり」が作り出せるようなネットワークづくり

をこれからも続けてまいります。

次年度の活動も本ブログでご報告いたします お楽しみに☆

―――――――◇―――――――


今日は、スタッフとして協力いただいた
大阪産業大学 工学部 建築・環境デザイン学科の学生さん、
卒業生の皆さんと打ち上げを行いました。

null

――――――――――――――――――――――――――――――――
「チクリンチック出前講座」など出展依頼等のお問い合わせは、
こちらより承ります。
――――――――――――――――――――――――――――――――
「チクリンチック」スタッフ募集中です。
私達と共に活動したいなどご興味のある方、
こちらより連絡をお願いします。
――――――――――――――――――――――――――――――――

※本年度の活動は、近日中に本ブログで確認いただけます。
 掲載が遅れており申し訳ありません。



今回は、大阪産業大学を代表して大学発NPOである本法人 と 同大学 工学部建築・環境デザイン学科の学生・卒業生からなるスタッフチームをつくり、おとなりの四条畷市で行われた「なわてふれあい商工まつり」に「チクリンチックプロジェクト」ブースの出展を行いました。

―――――――
本法人は、「チクリンチックプロジェクト」と題して
2006年より大東市における竹林保全活動の実態のパネル展示や竹の間伐材を活用した郷土・環境学習ワークショップを行っております。
―――――――

私たちのブースでは、
大東市における竹林保全活動の実態のパネル展示・説明と、竹細工(竹箸、たけこっぽり、竹剣玉)や竹炭・ハーブ石鹸づくりなどのものづくり体験を通じた展示を行いました。
ブース風景
↑ブース風景

チクリンチックプロジェクトのコーナーには子連れの家族や高齢者が多く訪れ、学生が子供たちに切り出しナイフの使い方を教えたり、来場者同士が「マイ竹箸」づくりに夢中になり出来栄えを見せ合うなど、さまざまな世代の市民と竹・ものづくりを通した交流が行われました。
石鹸づくりを体験する参加者
↑石鹸づくりを体験する参加者

お箸づくりコーナー
↑こちらはお箸づくりコーナー

スタッフ集合写真
↑スタッフ集合写真

――――――――――――――――――――――――――――――――
第5回なわてふれあい商工まつり
 とき:2009年11月8日(日)
 場所:四条畷市民総合センター 

四条畷地域内外の企業や大学が集う産学連携の場として、四条畷市商工会議所が中心となり開催されているイベントです。
会場には、物産展やフリーマーケット、屋台村のテントが並び、会場内のホールでは舞台発表なども行われる大規模なイベントで、本年は地域住民を中心に約8000人の来場がありました。
本法人のブースにも子連れの家族や高齢者を中心に多くの来場者が訪れました。
――――――――――――――――――――――――――――――――

――――――――――――――――――――――――――――――――
「チクリンチック出前講座」など出展依頼等のお問い合わせは、
こちらより承ります。
――――――――――――――――――――――――――――――――


「リサイクルから始まるエコへの一歩」をテーマに(社)大東青年会議所主催のエコイベントが開催されました。

本法人は、「チクリンチックプロジェクト」の出前講座として2つのブースを担当しました。スタッフとして大阪産業大学 工学部建築・環境デザイン学科の学生さんにもご協力いただきました。

1つ目は「Myお箸づくり」ブースです。
どうしてエコのイベントで竹材なのか説明を聞く参加者
↑どうしてエコのイベントで竹材なのか説明を聞く参加者

材料は、生駒山のふもとにある竹林の間伐材です。切り出しナイフと紙ヤスリで丁寧につくります。
世界にひとつだけのお箸がたくさん出来ました。
ナイフの使い方から教わる子ども達
↑ナイフの使い方から教わる子ども達


2つ目は「手づくり石鹸」ブースです。
動物や食べ物など思い思いのカタチを石鹸でつくります
↑動物や食べ物など思い思いのカタチを石鹸でつくります。

竹炭を入れて黒色にしたり、ハーブを入れて香りをつけたり、、、
色々なカタチの石鹸が出来上がりました。


会場にはもう1つブースがあり
三洋商事株式会社さんが携帯電話の分解作業体験をされておられました。


昼食は、青年会議所の皆さんが作られたうどんです。
青年会議所の皆さんが作られたうどん

子供たちは自分がつくった「Myお箸」でうどんを食べます。
つくりたてのMyお箸でうどんを食べます


昼食の器は、土壌の中で微生物により分解されるエコ食器を使用されていました。
食後、使用した器を土に埋め、植樹を行いました。
植樹を行いました


最後に記念撮影をして終了です。
マイお箸と手づくり石鹸は、家に持ち帰っていただきました。


三洋商事株式会社さんのホームページでもCSR活動として報告されています。ぜひご覧ください。

――――――――――――――――――――――――――――――――
「リサイクルから始まるエコへの一歩」大東青年会議所主催エコイベント
 とき:2009年10月25日(日)
 場所:大東市立谷川中学校

 主催 社団法人 大東青年会議所 
――――――――――――――――――――――――――――――――

――――――――――――――――――――――――――――――――
「チクリンチック出前講座」など出展依頼等のお問い合わせは、
こちらより承ります。
――――――――――――――――――――――――――――――――


ついに第1回ワークショップが始まりました。この日に参加いただいたのは合計21名です。(一般参加者もいれば、スタッフもいます。)

まずは、事務局から開会の挨拶後、このプロジェクトの趣旨を説明しました。

null

その後は、大東市教育委員会の方に、歴史的な観点から川と生活の関係についてご講演いただきました。

null

昔、大東市は海であったことや大和川の付け替えが大きく影響していること等詳しくお話いただきました。大東市を通る寝屋川と大阪湾との高低差は1m程度しかなく、たまに海水が逆流してくることにはみんな驚きました。

次は、現在の河川の状況を知るため、水質検査実験を行いました。

null

これは化学薬品を使って川の汚れ具合を知るというものです。大阪産業大学の先生と学生たちに実験方法を教わりながら楽しい時間を過ごせました。

その後、当初は史跡を巡りながら川沿いを歩く予定でしたが、あいにくの大雨でやむなく断念。





野崎観音の見晴しを堪能するのみとなりました。みんなずぶ濡れになりなりながらもとの会場に戻ってきました。

しかし、こういうこともあろうかと、午前中に事務局が谷田川(上流)、谷田川(中流)、寝屋川で採取しておいた水を使って水質実験の続きを行いました。

null

まずは谷田川上流。これは他の水と比べ透き通っていてにおいもありません。次に谷田川(中流)。少しにごりがあります。最後は寝屋川の水です。谷田川(中流)と比べ、にごりは変わりありませんが、実験結果は汚れがあるものとして示されました。

このような形でこの日のワークショップは終わりました。参加された方々からは、「歴史のことが良くわかった」や「実験を初めて行い、普段ではできない体験ができた」というご意見をいただきました。

null



私どもNPO法人では竹林間伐材の利活用を目的とした「チクリンチックプロジェクト」を2006年度から実施しております。2008年度夏には、大阪府内もしくはその周辺でご活躍されている竹林保全団体の方々と一緒に竹の研究会(チク・ラボ)を開催し、互いの交流や知識・技術の向上を図ってきました。また、秋には「地域の竹を使った緑化」をテーマとした4回のワークショップを開催しました。
本年度におきましても、皆さまとともに竹をテーマとした活動を楽しく取り組んでいきたいと考え、9月から10月にかけて、地域の竹を使った水質浄化のワークショップを企画しました。
つきましては、下記日程において参加者を募集しておりますので、お仲間の方々とお誘いあわせの上、ご参加いただければ幸いです。

---------------------------------------------------
第1回 大東市内の水辺のなりたちを理解しながら、みんなで歩こう!
日時:2009年9月12日(土)
場所:野崎まいり公園
大東市の水辺のとくらしの関わりを学びなら川沿いを歩きます。

第2回 竹炭石鹸や簡易浄化キットをつくろう!
日時:2009年9月26日(土)
場所:深北緑地(管理事務所前集合)
石鹸づくりや水質浄化実験を通じて竹炭の効果を体験します。

第3回 みんなで竹を使った浄化装置をつくろう!
日時:2009年10月18日(日)
場所:深北緑地(管理事務所前集合)
みんなで浮島型の水質浄化装置をつくります。

第4回 浄化装置を水辺に浮かべよう!
日時:2009年10月31日(土)
場所:深北緑地(管理事務所前集合)
つくった水質浄化装置を設置した後、交流会を行います。

---------------------------------------------------

参加費:無料(ただし交流会の食費は負担いただきます)
雨天の場合、中止もしくは延期することがあります。
募集定員は各回30名程度です。

◇ 参加申込方法
<FAXからのお申し込み>
下記の申し込み用紙に、必要事項をご記入の上、FAX番号 072-870-7857 NPO法人E.D.E.N.宛までお送りください。

<ホームページからのお申し込み>
下記のページにアクセスいただき、お問い合わせのページに氏名、住所、年齢、連絡先(電話番号、Eメール)、参加希望日をご記入の上、お申込みください。
(HPアドレス:http://www.npo-eden.jp/chikurin-tic/otoi.html

<Eメールでのお申し込み>
氏名、住所、年齢、連絡先(電話番号、Eメール)、参加希望日をご記入の上、下記メールアドレスへお申込みください。(メールアドレスは申込用紙に掲載しています)

ちらし・申込用紙はこちら

チクリンチック2009の3回事務局会議を行いました。

前半に専門家のもとに伺い、水質浄化の方法や水質検査の方法などを詳しく聞きました。

その後は、事務局の部屋に戻って詳細な内容を詰めました。
その結果、今年のワークショップの内容が、ついに決まりました。
詳細は後日に報告しますが、開催は9月~10月中に4回のワークショップを行うことを予定しています。

皆さん期待していてくださいね。




チクリンチック2009の第2回事務局会議を開催しました。

今年のテーマは「水質浄化」です。

この日は各回の日程を決定しました。また、それぞれの内容をどうするかを検討しました。

普通にワークショップをしようと思えば、つくった炭を川に投入するということになりますが、いい炭でないといけないことが先日の視察で判明しました。
また、竹炭をつくり、それを川に投入するということは川の近隣にも影響しますので、非常にデリケートな問題です。

そこで、川に竹炭を入れずに実験的に行う方法や、簡易の装置を作ることができないかを検討しました。




チクリンチック2009の第1回事務局会議を行いました。

今年のテーマは「水質浄化」です。

いろんなホームページで「竹炭を使った水質浄化」は報告されていますが、僕らにとっては初めての試みです。「どうすれば効果的に水質浄化ができるのか」、「僕らがつくる竹炭で水質浄化ができるのか」がわかりませんでした。

そこで、一度簡単な装置を作って試してみることにしました。

こんな感じでコーヒーフィルターに竹炭を詰めてみました。


その後、お茶を流し込み、その濃度がどうなるかを調べました。


すると、炭から黒い汁が。。。(右側が黒く濁っています)


やはり、素人の浅知恵では無理なようです。
一度、現地の視察や専門家に聞くなどしながら詳しく調べてみる必要があることがわかりました。